IICSでExcelに接続してみる
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データアナリティクス事業本部、池田です。 アドベントカレンダー20日目です!もうだいぶ年末ですね…
今回はみんな大好き Microsoft Excel の話です!!!
数日前のアドベントカレンダー
では、Informatica Intelligent Cloud Services(以下IICS)から
Google スプレッドシートに接続してみました。
今回はIICSの コネクタ
を使って、Excelに接続してみます。
余談ですが、弊部署でもExcelは人気で、Excelの情報の集まるSlackチャンネルがあり、 昼夜問わず新機能やおもしろ情報が投稿されています。 前回スプレッドシートのコネクタについてブログ書いてしまったので、 Excelについても書かなければ肩身の狭さを感じるほどです。
接続してみる
Excelのコネクタの公式ガイドは↓です。
【 Microsoft Excel Connector Overview 】
コネクタでExcelを参照するためには、
当該ファイルが使用するSecure Agentと同じマシン上にないといけないようです。
また、執筆時点で サポートされる操作
は Read
と Data Preview
に限られるようです。
コネクタの有効化
初めて使用する場合は、管理者の画面の「アドオンコネクタ」からコネクタを有効化します。
接続の作成
「接続」から、新規で作成を行います。
FolderURI
にはSecure Agentサーバ上のExcelファイルまでのパス、
Filename
にはファイル名を登録します。
拡張子は .xlsx
でないといけないようです。
ランタイム環境は、 Hosted Agent
が対応していないようなので、準備しておいたSecure Agent環境を指定しました。
動かしてみる
早速動かしてみます。 マッピング機能 でcsvにしてファイル出力してみます。
ファイルに出力するので、「 フラットファイル 」
のコネクタを準備します。
このコネクタも初めて使いましたが、↓こういう制約があるようです。
Must be accessible by all Secure Agents in the selected runtime environment.
「データ統合」の画面に移り、マッピングを新規作成していきます。
名前をつけます。
ソース側を設定します。
前章で作ったExcelの接続を指定します。
オブジェクト
でシートを指定するようです。
「データのプレビュー」をすることで、Excelの中身が見れます。
無事つなげているっぽいですね。
ターゲット側の設定をします。
先ほど作ったフラットファイルの接続を指定します。
オブジェクト
で指定するファイル名は、「選択」ボタンから新規で作ることにしました。
保存して、実行してみます。
「マイジョブ」から結果を確認できます。
成功しました!
無事csvファイルになっていました。
"field1","field2","集計人数","比重調整後集計人数","ファイルのコピーや_文字や図表のコピー_貼り付け","写真や文書などを添付して電子メールを送付","エクセルなどの表計算ソフトを使用した簡単な計算_足し算や引き算など_","パワーポイントなどのプレゼンテーションソフトを使用した資料の作成","パソコンにプリンタやカメラなどの機器を接続","インターネットを利用したソフトウェアのダウンロードやインストール","パソコンと他の機器_スマートフォンなど_との間でのデータのやり取り","プログラミング言語を使用してコンピュータプログラムを作成","上記のいずれもできない","無回答" "全体","[ 全 体 ]","39658","39658","51.1","56.3","42","27.5","41.5","44.2","34.799999999999997","4.8","15.4","21.5" "本人が世帯主/非世帯主","世帯主","15410","15640","60.5","63.9","54","37.799999999999997","55","53.8","44.9","7.1","14.5","15.4" "本人が世帯主/非世帯主","非世帯主","24248","24018","44.9","51.4","34.200000000000003","20.7","32.799999999999997","38","28.2","3.3","15.9","25.6" "本人の性別・年齢","男女計:","39658","39658","51.1","56.3","42","27.5","41.5","44.2","34.799999999999997","4.8","15.4","21.5" "本人の性別・年齢","6~12歳","2145","2430","5.5","6.1","1.1000000000000001","2.1","2.4","7.5","2.4","1.3","46.3","38.6" "本人の性別・年齢","13~19歳","2291","2613","56.6","61.6","33.6","23.1","31.2","47.3","29.1","3.8","9.4","12.8" "本人の性別・年齢","(15歳以上)","36896","36524","54.4","59.9","45.2","29.5","44.6","46.9","37.299999999999997","5.0999999999999996","13.3","20.5" "本人の性別・年齢","(15~19歳)","1674","1909","64.5","68.8","39.200000000000003","27.2","36.299999999999997","52.5","34.700000000000003","4.4000000000000004","6.3","10.7" "本人の性別・年齢","20~29歳","3028","4155","81.400000000000006","84","67.599999999999994","58.6","65.7","72.3","65.900000000000006","10.3","2.8","8.1999999999999993" "本人の性別・年齢","30~39歳","4067","4707","79.5","83.6","65.900000000000006","49.3","68.099999999999994","70.900000000000006","61.1","9","3.7","7.9" "本人の性別・年齢","40~49歳","5440","6093","73.7","80.099999999999994","62.7","39.6","62.4","66.5","53.7","7.5","5.5","9.1" "本人の性別・年齢","50~59歳","5672","5355","67.5","76.400000000000006","56.6","34.200000000000003","54","59.3","44.3","5.2","8.5","9.1" …
おわりに
ちなみに今回使ったデータは、
e-Statの 令和元年通信利用動向調査
の『個人のICTスキル』に関する統計表です。
理由は「エクセル」で検索をかけたらこれが見つかったからです。
この調査によると、全体の4割以上の人がExcelを使えるようですね。すごいツールだと思いました。
ちなみに、統計表はcsvで提供されていました。
ブログを書くにあたって、それを手動でxlsxにしました。
そしてそのExcelをIICSでcsvにしました…
そんな無駄なことをしてみても良いと思います。アドベントカレンダーだもの。